zoom書のクラス

*ハウシュカシューレに芸術療法を学びに行った時、
「魂の保護を必要とする子どもたちのためのシュタイナー学校」で半年間実習しました。
そのとき、書道をさせてもらったのですが、
ドイツの子どもたちは墨をすることで心が落ち着き、
和紙の上で走らせる筆蹟に夢中になりました。
無心のなかで生まれたものはほんとうに美しく、全身で満足しているようでした。
それをみていた 他の先生たちはことのほか驚きました。
中には多動で普段は5分と座っていられない子が20分も物も言わずに墨の世界を楽しんでいたことに。
いつもはナイフのように尖った反抗的な12年生の子達10人とも書をしました。
漫画などで日本の書のことを知っていたらしく、
いや「かっこいい!」と言いながら夢中で書をしました。
さてかたや日本。
ほとんどの学校で、墨もすらない、すらないから重い硯はいらない、だからプラスチックの硯になり、
先生も教えられないから印刷されたお手本をなぞるようなことをさせている先生もいます。
本物と出会うことが大事なのに。
墨をする時間、墨の香りを感じ、墨の美しい色合いが大切なのに。
先生が書く姿、その筆蹟をみて子どもたちは模倣しながら自身の字を創っていくのに。
精神的なものが伝わっていく時間。
日本の教育の弱さは、書をしなくなったことも関係あると思う。
そんなこともあり、わたしは出会った人たちに生きた書を伝えるのをライフワークにしたいと思います。
いままで東京、京都、愛知、三重、熊本、福岡、そして糸島でクラスを開いてきましたが、
なかなか遠くまでは通っていらっしゃるのが難しい。
何人か集まったら、呼んでくださったら、どこへでも行きます^^
糸島のクラスへもいらしてください。
全体をじかにみていただきながらしたいのでリアルのクラスがいいに越したことがないのですが
それではどうしても参加できないな、という方から熱いリクエストにこたえてzoomで書のクラスを始めたいと思います。
点画もだいじにしつつ、
季節を感じたり、
心を味わったり、
空間を創り出し、
美しい墨の跡をたのしみながら
楷書だけでなく、行書、隷書、仮名、墨絵・・・など楽しみましょう。
月1度まずは1年間します。
そのあとまた続けたいと思うけど、命があるうちはやりたいなあ。
(リアルタイムで出られない方にはアーカイブをお送りしています。)*
春からスタートします🌸
水曜日20時〜
4月24日、5月22日、6月19日、7月17日、8月21日、9月25日、10月23日、11月20日、12月18日、1月15日、2月12日、3月12日
12回分の講座、手書きのお手本、お道具、送料込み
 53、000円
お申し込みはメッセージまたは
kinderreim@mac.comまで
締め切りは4月5日です。

Willkommen zu Kinderreim*

こうめハウスさん zoom手仕事クラス